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魔少年の問題うpろだ ここは魔少年の問題うpろだ所です。 どんどんうpしちゃってくださいw あくまでも「ジョルノ現る!」から「洞窟探検」までは試しでうpしているので変な問題でもお許しくださいorz ↓↓下でDLできます↓↓ ジョルノ現る! 難易度:★☆☆☆☆ あまり難しくない問題。 どんな人でも解けそうw DIOハウス 難易度:★★☆☆☆ これもそうでもない問題w 考えれば簡単b DIO軍隊を撃破せよ! 難易度:★☆☆☆☆ むずい、簡単よりもやってて気持ち楽しい問題w 洞窟探検 難易度:★★★★★ かなり難しいw運が良くないと死ぬ。
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ここはディアボロの大冒険をマゾいプレイングしたいやつらのページです。 縛りプレイがしたかったら、ここを参考にするといいんじゃないか・・・ デス13縛り 違う意味で東方厨プレイ ロロノア・ゾロプレイ デス13縛り 違う意味で東方厨プレイ ロロノア・ゾロプレイ 僭越ながら参加させていただいた (2009-01-11 22 29 06) アバッキオプレイで試練をクリアした人も居たな (2009-01-12 07 16 21) コメント
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一万回と二千回以上は死んでいる。 八千回過ぎた頃から考えるのをやめた。 一億回と二千回後も死んでいるだろう。 と思っていたが、そうはならなかった。 あのジョルノ・ジョバァーナのゴールド・エクスペリエンス・レクイエムに殺された後、 ディアボロは延々と死に続けた。「死ぬ」という結果に辿り着けないディアボロは「死ねない」。 誰もが恐れる「死」を、ディアボロは永遠に続ける事になっていたのだが…… いつもと様子が違うと思ったら、荒木と名乗る人物に殺し合いをするように告げられる。 訳もわからぬうちに、ディアボロはまた別の場所に飛ばされた。 「……ここはどこだ? 今度はどこから攻撃が来るんだ!?」 「?」 いつまで待っても攻撃はこない。 もしかしたら、ディアボロはあの無間地獄から抜け出したのかもしれない。 試しにキング・クリムゾンを発現させてみた。 随分久しぶりに自分のスタンドを見て、ディアボロは感動すらしてしまった。 「これは……チャンスなのか? もう一度やりなおせるのか!?」 この殺戮の場に呼ばれて、ディアボロは非常に幸福な気持ちだった。 もし、今死んだら自分はどうなるんだろうか? またレクイエムの力に飲み込まれるのか? それとも、もしかして……あるべき結果に収まる事ができるのだろうか? ディアボロはこの場所を知っている。 トリッシュを殺し損ねた、サン・ジョルジョ・マジョーレ島の教会だ。 「行こう……真の幸福を目指してッ! ……いや、慎重になるべきだ」 有頂天だったディアボロは冷静になるよう、自らの心を戒める。 さきほどの部屋で……娘、トリッシュの気配を感じた。 この会場のどこかに、確かに「居るッ!」彼女は私を恨んでいるだろう。 恐らくは…な。 デイバッグから名簿を取り出し、やはり忌々しい名前が載っているのを確認する。 J・P・ポルナレフ、ジョルノ・ジョバァーナ、ブローノ・ブチャラティ、グイード・ミスタ、レオーネ・アバッキオ、 パンナコッタ・フーゴ、トリッシュ・ウナ、 サーレー、ホルマジオ、プロシュート、ペッシ、ギアッチョ、リゾット・ネエロ、ティッツァーノ、チョコラータ、ディアボロ 思いっきり自分の名前が載っている。 これでは偽名も使えないではないか! 荒木の言っていた支給品を確認してみたが、奇妙な紙の中にピッツァしか入っていなかった。 他にも必要な物はあるようだが、自分はジョルノ達から逃げ切れるのか!? 何はともあれ、ボスの不思議な冒険はこうして幕を上げた。 ディアボロはネアポリスのピッツァを食べた! ディアボロの満腹度が104に上がった! 【E-9 サン・ジョルジョ・マジョーレ島の教会/1日目 深夜】 【ディアボロ】 [時間軸]:レクイエムジョルノに殺された後 [状態]:満腹度(104)、ものすごく嬉しいけど不安 [装備]:なし [道具]:支給品一式 [思考・状況] 基本行動方針:とにかく生き残る。 1.ジョルノには絶対殺されたくない。 2.5部のメンバー全員とポルナレフに会いたくない。 3.危険そうならなんとしても逃げる。 4.絶対に無理はしない。 5.普通に死ねるならそれでもいいや。 ※満腹度云々はジョークです。 ※支給品はネアポリスのピッツァでした。他にはありません。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む ディアボロ 28 過去が来る!
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ディアボロの大冒険が手に入らない。 操作方法・遊び方・ルールが分からない。 取扱説明書、ヘルプファイルが見当たりません。 KMQ SOFTって何ですか。 ホルマジオのビン(∞)とかホル瓶って何ですか。 ver0.13でtest1という魔少年の問題データを使うと鉄の牢獄に挑戦できると聞いたのですが。 ver0.14があるって本当ですか。 ver0.15があるって本当ですか。 鉄の監獄って何ですか。 幽霊屋敷って何ですか。 サーバー(dia_server.exe)を起動すると「listenerソケットの作成に失敗しました」と表示される。 バージョンアップしたら効果音が鳴らなくなった。 通信環境は無いけどキラータイガークイーンを手に入れたい。 セーブデータを引き継ぐと不具合が出る。 EXEファイルにLとHってあるけど、これの違いって何なの? 射撃ディスクを使おうとしたら、勝手にFFが発動(体力回復)するのですが。 一本道で仲間とすれ違えない。 ハッシュ値って何ですか。 BGMを好きな曲に差し替えたい。 ディアボロの大冒険が手に入らない。 公式での配布は08/09/30をもって終了したようです。 ググればいくらでも手に入るかもゲフンゲフン 操作方法・遊び方・ルールが分からない。 ヘルプファイルを読みましょう。 取扱説明書、ヘルプファイルが見当たりません。 こちらに本体製作者とは別の人が作成したver0.15用ヘルプファイルがあります。 KMQ SOFTって何ですか。 かつてディアボロの大冒険を開発していたチームです。 ネタ動画及びver0.14以降の作成には一切関わっていないようです。 ホルマジオのビン(∞)とかホル瓶って何ですか。 デスクトップ上にジョジョのキャラクターが登場するアクセサリツールです。 過去に公式サイトで配布されていました。 ググれば手に入るかもゲフンゲフン ver0.13でtest1という魔少年の問題データを使うと鉄の牢獄に挑戦できると聞いたのですが。 ネタです。 ver0.14があるって本当ですか。 当初動画で公開されたものは、ネタ動画用に作成されたのみで実際にプレイできるわけではありません。また配布の予定も無いとのことです。 その後、有志により実際にプレイ出来るver0.14が公開されました。 但し、当wikiではダウンロード及びダウンロード先に関する情報は一切取り扱っていません。 ver0.15があるって本当ですか。 0.14をC言語で作り直したものです。 というかこのwikiで攻略を扱っているバージョンです。 鉄の監獄って何ですか。 鉄の牢獄の間違いです。 幽霊屋敷って何ですか。 屋敷幽霊の間違いです。 サーバー(dia_server.exe)を起動すると「listenerソケットの作成に失敗しました」と表示される。 PCを再起動後、ver0.13を立ち上げてから終了するとサーバーが設置できるようになります。 バージョンアップしたら効果音が鳴らなくなった。 F4・F5キーを押して効果音の音量を調整して下さい。 通信環境は無いけどキラータイガークイーンを手に入れたい。 杜王町(ディアボロの試練の60~66F)に入ったらサーバー(dia_server.exe)を起動し、更にディアボロをもう1つ起動して、キラークイーンを受け渡しましょう。 ただし現在の0.15では手に入りません。 セーブデータを引き継ぐと不具合が出る。 メジャーバージョンアップの場合はセーブデータを引き継げない可能性があります。 アイテムだけなら通信プレイで受け渡し可能です。 ただし現在の0.15は通信に対応していません。 EXEファイルにLとHってあるけど、これの違いって何なの? LはLowスペック用本体、HはHighスペック用本体です。 まずHを利用して、重かったり表示や音がおかしかったりすればLを利用しましょう。 射撃ディスクを使おうとしたら、勝手にFFが発動(体力回復)するのですが。 キーボードのFとゲームパッドのボタン8がFF発動に割り当てられているためです。 設定画面で射撃を別のキーに割り当てましょう。 一本道で仲間とすれ違えない。 ver0.13ではダッシュボタンを押しながら方向キーを入力で、ver0.14からは方向キーを入力しながらダッシュボタンを入力で、また最新版ではいずれの方法でも仲間とすれ違うことができます。 ハッシュ値って何ですか。 ファイルが正規のものであることを確認するために用いられます。 公開されているハッシュ値と手元にあるファイルのハッシュ値が一致すれば、ウィルス等による改竄の心配はないでしょう。 ハッシュ値を知るにはhashg3.zipダウンロードし、ツールの画面にディアボロの大冒険をドロップして下さい。
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ディアボロの試練 レクイエムの大迷宮クリア後、ホテルに現れる露伴に話しかけると入れるようになるダンジョン。 装備DISC、記憶DISC、ヤバイものが未識別。 持ち込めるのは今までの自分の経験だけ。 ディアボロの試練の名に恥じないダンジョン。 すべての試練を乗り越える、それが帝王。 ハイプリエステスは15~18Fで登場するが、 店では1~18Fまで登場するので注意。 またベイビィフェイスは25~35Fまで登場し、 店では19F~98Fまでとなっている。 20FにディアボロのDISCが必ず落ちている。 一度クリアすると、99Fに☆付の装備DISCが必ず落ちているようになる。 ダンジョン仕様 出現条件 レクイエムの大迷宮クリア 階層 99F 道具持ち込み × 通常モンスターハウス ○ 特殊モンスターハウス ○ 特殊フロア ○ ラクガキの罠 ○ オエコモバの罠 ○ 黒い絵の罠 ○ 敵キャラクター分布 1F ヤク中のゴロツキ 小汚い浮浪者 ジョセフ(4部) エコーズの卵 ドノヴァン 2F ヤク中のゴロツキ 小汚い浮浪者 ジョセフ(4部) エコーズの卵 ドノヴァン ヌケサク 3F,4F タワー・オブ・グレー ブルりん ジョセフ(4部) エンポリオ ドノヴァン ヌケサク 5F タワー・オブ・グレー ブルりん エコーズACT1 エンポリオ ワンチェン ヌケサク 6F 運命の車輪 ラバーソウル エコーズACT1 エンポリオ ワンチェン 7F 運命の車輪 ラバーソウル エコーズACT2 エボニーデビルの人形 ワンチェン ダイアーさん ジャック・ザ・リパー ハイウェイスター 8F 運命の車輪 ラバーソウル エコーズACT2 エボニーデビルの人形 ワンチェン ダイアーさん ジャック・ザ・リパー ハイウェイスター ハーヴェスト 9F 運命の車輪 ラバーソウル エコーズACT2 エボニーデビルの人形 ワンチェン ダイアーさん ジャック・ザ・リパー ハイウェイスター ハーヴェスト デス・13 10F ディオ・ブランドー ラバーソウル ラバーズ エボニーデビルの人形 リキエル ハーヴェスト デス・13 11F ディオ・ブランドー ジョリーン ラバーズ ペイジ プラント ジョーンズ ボーンナム リキエル ハーヴェスト デス・13 12F ディオ・ブランドー ジョリーン ラバーズ リキエル ジョセフ マンハッタントランファー メローネ 13,14F ジョナサン ジョリーン ラバーズ F・F リキエル ジョセフ マンハッタントランファー ドゥービー エルメェス メローネ 15F ジョナサン オインゴ ジャッジメント F・F ハイプリエステス マンハッタントランファー ドゥービー エルメェス 16F アクアネックレス エコーズACT3 ジャッジメント シュトロハイム ハイプリエステス マンハッタントランファー ドゥービー エルメェス グェス 17F アクアネックレス エコーズACT3 ジャッジメント シュトロハイム ジョルノ ハイプリエステス マンハッタントランファー ドゥービー グェス 18F アクアネックレス エコーズACT3 吉良の親父 シュトロハイム ジョルノ ハイプリエステス ゲブ神 億泰 19F アクアネックレス エコーズACT3 吉良の親父 エアロスミス ジョルノ ゲブ神 億泰 20F シアーハートアタック エコーズACT3 吉良の親父 エアロスミス 仗助 ホル・ホース ゲブ神 億泰 ワイアードのベック 21~23F シアーハートアタック エコーズACT3 エアロスミス 仗助 ホル・ホース ゲブ神 億泰 ワイアードのベック 24F オインゴ グリーン・ディ 由花子 シーザー リゾット 床屋のカーン アレッシー ブラフォード 25~26F ノトーリアスBIG ベイビィフェイス 由花子 シーザー リゾット 床屋のカーン アレッシー ブラフォード 27F ノトーリアスBIG ベイビィフェイス ストレイツォ チョコラータ リゾット 床屋のカーン アレッシー ブラフォード 28F ノトーリアスBIG ベイビィフェイス ストレイツォ チョコラータ リゾット 床屋のカーン アレッシー フーゴ ケンゾー 29F ノトーリアスBIG ベイビィフェイス ストレイツォ チョコラータ 虹村形兆 床屋のカーン アレッシー フーゴ ケンゾー タルカス ホルマジオ 30F ノトーリアスBIG ベイビィフェイス チョコラータ 虹村形兆 アレッシー フーゴ ケンゾー タルカス ホルマジオ 31~32F アヴドゥルさん ベイビィフェイス 康一 ブラック・サバス プロシュート兄貴 セッコ プッチ神父 フーゴ タルカス ホルマジオ 33F アヴドゥルさん ベイビィフェイス 康一 ブラック・サバス プロシュート兄貴 セッコ プッチ神父 フーゴ レッドホットチリペッパー 34F アヴドゥルさん ベイビィフェイス 康一 若ジョセフ プロシュート兄貴 セッコ プッチ神父 ブチャラティ レッドホットチリペッパー 35~36F アヴドゥルさん ペットショップ 若ジョセフ プロシュート兄貴 セッコ プッチ神父 ブチャラティ レッドホットチリペッパー 37F アヴドゥルさん ペットショップ ラング・ラングラー 若ジョセフ プロシュート兄貴 セッコ プッチ神父 ブチャラティ レッドホットチリペッパー 38~39F アヴドゥルさん ペットショップ ラング・ラングラー 若ジョセフ プロシュート兄貴 セッコ プッチ神父 ブチャラティ 吉良吉影 40~46F ハーヴェスト シアーハートアタック DIO ジョセフ(3部) プッチ神父 禁煙中ホル・ホース 吉良吉影 47~53F アヴドゥルさん ウエストウッド看守 花京院 ピアスを開けたジョリーン (2012年3/16verから) トリッシュ ブラック・サバス ポルナレフ ラバーソウル 54~56F アナスイ ウェザー マライア 川尻浩作 サンタナ ワンチェン ジャック・ザ・リパー ドゥービー ワイアードのベック 57~59F アナスイ ウェザー マライア 川尻浩作 サンタナ ワンチェン ジャック・ザ・リパー ドゥービー ワイアードのベック ブラック・サバス 60~66F 康一act2!! プッツン由花子 ブチ切れた仗助 ブチ切れた億泰 承太郎(4部) 虫喰い 虫喰いでない 67~72F シュトロハイム シーザー 若ジョセフ リサリサ ワムウ エシディシ カーズ 73~74F シュトロハイム シーザー 若ジョセフ リサリサ ワムウ エシディシ カーズ サーレー 75~79F マンハッタントランファー リゾット 禁煙中ホル・ホース スポーツマックス C-MOON ミスタ サーレー 80~83F マックイィーン ヴァニラ・アイス 退院した花京院 アヌビスポルナレフ ストレイ・キャット ミスタ 成長した吉良 ギアッチョ 84~86F マックイィーン ヴァニラ・アイス 退院した花京院 アヌビスポルナレフ ストレイ・キャット 成長した吉良 ギアッチョ 87~89F マックイィーン ヴァニラ・アイス 退院した花京院 アヌビスポルナレフ ストレイ・キャット 記憶が戻ったウェザー 成長した吉良 ギアッチョ 90~98F 虫喰い エンポリオ(酸素) クリーム 最高にハイなDIO 承太郎(3部) ザ・ニュー神父 究極カーズ サーレー 昇り調子の大柳賢 99F アナスイ お母さんヤギ ウンガロ(主) 階層別攻略 1-2F ハートが緑色に塗り潰されている卵はACT1入り、避けた方が無難。倒して稼ぐ事もできるがACT2に成長するリスクもある。 店があっても装備なし低Lvではハイプリに殴られて即死の危険がある。裸で最大23ダメージほど受ける。 lv3だと一発耐える事が出来るが運が悪いとLv3でも死ぬ危険性はある 3-5F ブルりんが登場する。装備なしLv3で殴り合うのは苦しいので3階前にLv4まで上げておくと安心。 ちなみにボインゴで予約していない場合、自然にモンスターハウスが出るのは4階から。 いわゆる低層特殊MHへの対抗策(あるいは覚悟)は3階の階段を降りるまでに考えておいた方がいいかも。 6-9F 敵が強くなる。この階までに装備が出ないと厳しい。中でもエボニーデビルでLvの上がったリパーは危険。 ハーヴェストも登場するが食料的に難しい段階。あくまでも余裕がある場合のみ稼ごう。 10-15F 10Fからリキエル登場。盲目にされると不慮の事故が怖いので見かけ次第射殺するのが無難。 ジョナサンは非常に強いので、あるならばハーミットパープルを能力装備してビリっとくるのを防ごう。 16-19F 15、16Fはエルメェスとハイプリエステスが同時登場するので増殖稼ぎが狙える。 17Fからはジョルノに注意。ただし食糧不足ならばいらないアイテムで蛙を作らせることも視野に入れるといい。 20-23F シアーハートアタックはコッチヲミロ状態にしてからハンドに付け替えて殴る、ドヒュウの罠を踏んでぶつかる、などでアイテムを使わなくても倒せる。 アイテムドロップ率は極低で経験値も少なめなので、装備に余裕があるなら爆破してしまうのもいい。 全部にACT2を撃つのは勿体ないので節約できるところで上手に節約していきたい。 仗助とのコンビは凶悪なので位置関係を調節して仗助から倒すこと。 24-30F ここら辺から難敵が増えてくる。死が見える状況になる前に、アイテムは早めの使用を。 中でもMHでのリゾット複数体には厳重注意。多いと1ターンに3割~半分ほど持って行かれる事も珍しくない。 ゾンビ馬や波紋のツボのキープは勿論のこと、回復が追いつかない場合用にワープ系もあると良い。 またベイビィフェイスは結構攻撃力が高いのでアイテムに近づく前には必ずHPの確認を。 31-39F ブ男ことアヴドゥルさんが登場する。特殊攻撃はイエテン発動かマジ赤能力装備で防げる。 ないなら銭を投げながら通路を進んだり、チリペマントラ発動などでできるだけ消し炭を避けよう。 旨みは少ない階層なので修正値が高いならさっさと降りてしまうのもベネ。 40-46F 2度目のハーヴェスト階にして試練最大の稼ぎ階層。今後はいやらしい敵ばかりなのでできるだけ粘りたい。 部屋に入るなりDIOが寝ジョセフ殴る→ハイなDIO化して時止め→無駄無駄再起不能の即死コンボが怖い。 対策としては入口ピストルズ、マントラ発動、ガイルやエンプレスや神砂で起こす、など。 クラフトやウェザー能力がない場合、禁煙ホルホースのダメージも馬鹿にならない。ラバーズで早めに対処したい。 47-53F アヴドゥルさんとブラックサバスが再登場する。40~46Fで溜め込んだ射撃やアイテムをフル活用しよう。 看守もなかなか厄介。特に掴まれた状態で看守の後ろにジョリーンがいるという状況になると詰みかねないので注意。 新規追加されたピアスを開けたジョリーンは体力が53あり自己回復で50回復する。殴りだけでは泥仕合になりかねないので、状態異常にして倒すと良い。 54-59F 骨があってスパイスガール能力が防御にないならアナスイ対策で床置きするといい。 その際、落とし穴に落ちないためにタワーオブグレーは装備すること。 憎き肉片はイエテンのほか、ダイバーダウン、クラッシュなどの障害物を中継した攻撃でもくっつかない。 高Lvサンタナは非常に攻撃力が高いためラバーズや爆弾で処理しよう。 川尻浩作はおいしいがドロップ率が高いわけではない。アイテムを使いすぎないように。 60-66F 4部階。試練最大の脅威ともいえる虫喰いが出てくる。マントラチリペなど感知アイテムを発動した上で即降りを強く推奨。 対策もないまま下手に欲を出して稼ごうとするとどんどん溶かされて10近く防御値が減ることもありうる。 倍速敵が2種もいるので通路を走ると追いつかれて先制されることもしばしば。できれば歩こう。 67-74F 2部階。波紋効果の恩恵がとても大きいのであれば積極的に使おう。 エシディシは部屋内床アイテムも焼いてくるのが厄介。 MHでダラダラ戦っていると中のアイテムをどんどん炭にされてしまうので注意。 長引きそうなら通路におびき出して戦おう。 75-79F 射撃ゾーン。出会い頭にCMOON裏返し→ピストルズで即死がいつでもありうる。 CMOONかストーンフリーがあるなら装備しておこう。ないならチリペやマントラを使いつつさっさと降りた方がいい。 固定ダメージ敵が非常に多いので防御が高くても波紋のツボなどの全回復アイテムは何回分か取っておきたい。 80-89F あるならばギアッチョ対策にホルス神装備は絶対。イエテン発動やホワルバ能力装備もいい。 倍速なので殴る→凍らせる、で動けないままハメが成立する。数ターン続くとかなり危険。 成長吉良は鈍足にして倒す。残りHPを計算してお金で倒しきるのもアリ。 対策がなくどうしても殴りあうとバイツァさせてしまう場合は無視して降りてしまおう。 90-98F 敵が非常に強い。ここのみ背景色が固定になっている。 倍速敵が多く究極カーズやクリームもいる為、マントラは発動しておきたい。 防御50程度あれば殴り合いも可能だが、敵のHPが軒並み高く時間がかかる。 修正値を奪ってくる敵も2種いるのでいちいち付き合わずさっさと降りた方がいいだろう。 自由人の狂想曲(99F) 最下層にしてボス階。逃げ回りながら召喚するウンガロの倒し方は色々あるが 1.「部屋内全ての敵の動きを(一時的でも)止められる」アイテムを使って接近しタコ殴り 2.強力な全体発動をひたすら連発し続け召喚敵もろともに削り殺す 主にこのどちらかになるので、プロシュート兄貴のディスクは是が非でも1枚持ち込みたい。 1の場合は召喚敵に横槍を入れられないように工夫すると手早く済む。 具体的にはハンドで掘った壁穴にマンミラで入れ替わってウンガロを入れてそこで殴る、 あるいはGEの花と地形で囲んで周りから殴られないようにする、など。 2の場合はウンガロのHPが500という事を覚えておくこと。プロシュート+ヘイズでも5~7発必要になる。
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朝、先に目を覚ましたのは当然、ディアボロであった。 彼は不眠不休で24時間ダンジョンに潜り続ける事ができるのである。睡眠の必要性はあまり無い。 そして、ディアボロがまずした事は――――――――― (ハーミットパープルのDISC!周辺感知!) ざわざわざわと、ディアボロの手から、得体の知れない触手のような茨が伸びて行く。 そして伸び切ったと思った瞬間、その茨は消え、代わりにディアボロの頭には周辺の詳細な地図が浮かんできた。 「ふん……部屋の大きさから考えて、食堂はあっちか… ここは……ハーヴェストの感知では……大量のアイテムが入ってるようだな…武器庫か?」 とか何とか言っていたその時。 グウゥゥゥッ 『お腹が減ってきた……』 又しても、ディアボロの頭に何処からか声が聞こえて来た。 「チッ」 舌打ちをするディアボロ。 まだ少し余裕があるとは言えモタモタしていられる程では無いと感じる。 ディアボロはルイズを見た。幸せそうに眠っている。 昨晩、下着を洗濯しろと言われた事をディアボロは思い出したが ルイズが脱ぎ捨てた下着は今現在ナイルの川底である。 (まあ、どうしようもないな) 腹いせに自分がやった事を適当に考えながら、安眠中のルイズを放って、部屋から出るディアボロ。 ――と、隣のドアが開き、中からエロい女が現れた。 何処と無く痴女っぽく見える。 「あら?どちら様?」 「…………」 「あっ!?ルイズが召喚したって平民の変態なのかしら?へぇー・・・・・・本当に人間なのねぇ」 感心したようにディアボロを見る痴女だったが、根底にはどこか小バカにしたような態度があった。 ディアボロ自身も何処か女の事が気に入らなかった。微妙に身構えている。 彼の中で1,2を争うほど嫌いな敵に入っている、ブ男と死んでも脳みそだけで動く化物を何故か思い出すからだ。 「ねえあなた、名前は?それぐらいあるでしょう?」 「……ディアボロだ」 「私はキュルケ、そしてこの子が私の可愛い使い魔、フレイムよ」 痴女・・・・・・キュルケの背後からのそのそと現れたのは尻尾に火が点いた巨大な蜥蜴だった。 『消し炭にしてくれるわッ!』『レッドバインド!』『くらってくたばれ『怪焔王』の流法!』 それを見たディアボロは、大嫌いな敵の言葉を思い出し、反射的に攻撃しかけた。 (DISCがある・・・私には防御手段がある・・・・・・殺す必要は無い) トラウマと化した記憶を思い出しながらも、自分を何とか落ち着かせるディアボロ。 「火竜山脈のサラマンダー、好事家に見せたら値段なんかつかないわよ?」 キュルケが何か言っている。 だが、攻撃しないように必死で自分を抑えているディアボロには届いていない。 (フーハーフーハー)「あ、ああ。そうだな」 生返事をするディアボロを笑いながら、繁々と見つめるキュルケ。 「それにしても……その髪を直してちゃんとした服を着れば、結構良い感じになるんじゃないのアナタ?」 誰かの笑い声でルイズは目を覚ました。 欠伸を噛み殺しながらベッドから抜け出て、顔を洗い服を着替える。 着替え終わってから、床に落ちている毛布を見た 「あれ?居ない?」 そこで、自分が平民の変態を召喚した事を思い出して憂鬱となる。 「はぁ………あの平民の変態どこ行ったのかしら?」 彼女の疑問に答えるようにドアの外から笑い声が聞こえる。 ディアボロが誰かと話しでもしてるんだろうか?ルイズは疑問のままドアを開けた。 そして見た。 彼女の目にはディアボロがキュルケと楽しそうに話し合っているように映った。 ルイズは自分の沸点が臨界を突破したのを感じた。 まるで瞬間湯沸し機である。 「キュルケ!私の使い魔と何してんの!?」 「あら?おはようルイズ」 キュルケがルイズの顔を見ながら微笑む。 割と小バカにした態度で。 ルイズはディアボロを見た。何故かルイズの目には心なしかホッとしたような顔に見える。 「あ、あんた、キュルケと何してんのよ?」 「お前には関係無い話しだ」 「だーかーらー!お前って言うな!ルイズ様かご主人様って呼びなさいよね!」 「プッ」 吹き出したのはキュルケだ。 「な、なによ?」 「いや、ねぇ。アンタ達って割とお似合いのコンビよねぇと思ってさ。 じゃあお先に失礼するわ、使い魔さんもがんばってね」 手を振りながら立ち去るキュルケをルイズは睨んでいた。 今にもハンカチを噛み締めそうなぐらいギリギリしている。 「プンプン!朝から不愉快だわ!ディアボロ!これからキュルケには絶対近づいちゃ駄目だからね!これはご主人様からの命令よ!」 「それより……そろそろ朝食の時間のようだが」 「え?ああ!?そうね!着いて来なさい!」 トリステイン魔法学院の食堂は敷地内で一番背の高い真ん中の本塔にあった。 そこへ歩く途中に、ルイズはディアボロに使い魔と言う名の奴隷だという自覚を持たせるため話をする。 「いい?あなたは私の使い魔なんだから、 私より早く目を覚まして、私が寝坊しないようちゃんと起こしなさいよ! それから、あんたがいるって忘れてたから、自分で着替えちゃったじゃない」 「……………」 「ねえ、聞いてるのディアボロ?」 「……………」 「ねぇったら!私の使い魔なんだから話ぐらい聞きなさいよ!」 「……………」 ご主人様を無視し続けるディアボロの態度に、ルイズは再度カチンと来た。 さて、問題のディアボロだが、彼はルイズと話をする余裕は一欠片も存在していなかった。 グウゥゥゥッ 腹の音と共に聞こえる何処からかの声。 『ハラペコで目が回ってきた……』 (マズイマズイマズイマズイ!早く食堂に行かなければ!) 持っているDISCを使えば何とかなる。が、ディアボロは勿体無い精神を徹底すると決めている。 それ故、彼は急いで食堂に向かう必要があった。 割と余裕無しで急いで歩いているディアボロを見ながら、主従関係をしっかり教え込む算段をルイズは立てる。 どっちが上で下か。それを教えるためには手っ取り早く朝食の待遇を――――― トリステイン魔法学院の食堂『アルヴィーズ』。 百人は楽に座れそうなほどアホのように長いテーブルが三つも並んでいる。 ルイズの説明によれば、2年生は真ん中のテーブルで食事をとるらしい。 朝っぱらからワインまである。未成年なのに、まあ、ファンタジー世界では朝からグビグビ飲んでいてもオカシクは無いだろうが。 「なかなかだな」 遠目からでも分かるほど上機嫌になったディアボロを見て、ルイズは胸の内で嘲笑する。 この平民の変態は貴族と同じ食事ができると思っている。そして腹を十二分に空かせているようだ。 (ふふふ、せいぜい盛り上がれば良いわ) 席に着いたルイズ。ディアボロはその隣に座ったが、ルイズの手が床を指し示した。 ルイズの指の先を辿ると皿が一枚。 やたら小さな肉の破片が浮いたスープと皿の端っこに硬そうなパンが二つあるだけ。 (うふふふふ、さあ悔しそうな顔をしてご主人様に刃向かった事を後悔しなさい!) ほくそ笑むルイズ、かなり根性が悪い。 しかし、そこで、予想外の声が聞こえた。 「さすがは貴族の料理……美味いな」 「ヘ?…………ナヌッ!?」 ディアボロの満足そうな声に振り向いたルイズは驚愕した。 (た、確か…私が視線を外したのは5秒程度だったはずなのに!?) ルイズの目の前にあった料理が全部平らげられていた。 残っているのは綺麗になった皿だけ。 「ななななな、何したのディアボロ!?」 摩訶不思議な事態に混乱し、ディアボロに詰め寄るルイズ。 彼女は知らなかった。 目の前の男は、壁ぐらいの大きさの巨大なピザを1秒で完食できる早食いができると言う事を。 ………まあ、知っていたからと言ってもルイズはどうしようもなかったが。 「目の前の料理を食べただけだが?私は外で待っているぞ」 軽やかにルイズの問いかけを避け、悠々と外に歩いて行くディアボロ。 序列と言う物を朝食で教えてやる目論見はあっさりご破算になった。 ルイズは今更のように鳴り出したお腹を抱えながら、ディアボロの背中を殺気が篭った目で見送った。 「危ない所だった…」 食堂から出たディアボロは自然に流れ出した冷や汗を拭って安堵の息を突く。 ついさっき、彼はある意味絶体絶命だった。 ルイズの隣に座る直前、3度目の腹の音が聞こえて来たからだ! グウゥゥゥッ 『駄目だ! もう倒れそうだ!』 『早く…何か食べないと…』 『飢え死にしてしまう!』 彼にとっては死刑宣告に等しい声が何処からか聞こえてきた。 最後まで聞いた後、ディアボロは次の行為の躊躇はしなかった。 瞬時に目の前の鶏肉を口に放りこみ、続く手でフルーツを掻っ攫って飲み込む。 そのまま無心で料理を食べ続けて、遂には完食したディアボロ。 その間5秒。異常な早食い力であった。 <<前話 目次 次話>>
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(敵意を感じないな) ディアボロは少女や遠くに居る数十人の人間と、モンスター達から敵意を感じ取れないのに気付いた。 それは何の根拠も無しに、『敵では無い』とディアボロが何となく感じるだけ、だが。 初めて会った者が自分の敵か味方か、はたまた中立のポジションであるかを一瞬で見分ける事が出来る自分の感覚を信じてみるディアボロ。 ・・・・・・レクイエムをくらう前は、裏切り者に気付かないお茶目さんだったが。 まあ、取り敢えず、少女を殴り殺すのを止め、ディアボロは盲目が治るのを待つ事にした。 30秒が経過して閃光による盲目が治ったルイズとその他大勢。 「今、何か凄い光が見えなかったか?」 「俺も見えた、何だったんだ今の?」 とか、何とか遠くから声が聞こえるが。 ディアボロの目の前ではルイズとコルベールが何やら言葉による激しい舌戦を交わしている。 「ミスタ・コルベール!召喚のやり直しを「駄目だ」 「でも! 平民を使い魔にするなんて聞いた事「君が最初の例となれば良い」 「………「早くしたまえ」 愚図ったままで行動を起こさないルイズを見ながら、コルベールは疲れたように自分の肩を叩いた。 「ふぅ……ミス・ヴァリエール。君も分かっているだろう? 二年生に進級する際、君達は『使い魔』を召喚する。 それによって現れた『使い魔』で、今後の属性を固定し、専門課程へ進む」 それぐらいは分かっていると頷くルイズを見ながら、コルベールは語調を一気に強めた。 「分かっているなら早く契約したまえ!使い魔召喚は神聖な儀式なのだ! 一度呼び出した『使い魔』が平民だからと言ってやり直しを認めるわけにはいかない! 平民の子供じゃあるまいし、見っとも無い駄々を捏ねるのは止めたまえ!!!!」 激しい叫びにビクッと震えるルイズと、その周りの生徒達。 コルベールはいきなりの血圧上昇に髪が更に薄くなった。 そのルイズとコルベールの会話をしっかり聞いていたディアボロは状況をやや理解した。 (ここはどうやらメルヘンやファンタジーな世界らしい) (目の前の子供の手によって、自分はホテルからここに来た) (周りの全員が行っているようであり、スタンド能力では無いようだ) (本来はドラゴンのようなモンスターが現れるようだが、あの子供は失敗したらしい) (召喚された者は、召喚した者の使い魔となる。と言う事か?) ディアボロは使い魔が何をする職業であるか具体的には知らない。 が、意味的にどんな事をするのかはだいたい想像できた。 (私はこの子供の使い魔になるのか?) ディアボロは目の前の子供を凝視する。 彼の目に、ルイズは生意気そうな顔をした女の子と映った。 碌な事が起きないと言う予知のような考えも出てくる。 だが、そこで疑問が浮かぶディアボロ。 (使い魔とは契約するらしいが、どんな事をするんだ?) ルイズは自分が召喚した平民を見た。 身長は180サントはあろうか、下半身はズボンだが上半身は女物の下着のみを着ている。 髪の所々に斑点が浮いていて、どうみても変態です、ありがとうございました。 チラと後ろを振り向くと、こちらを睨んで来るコルベールの顔。 ルイズは泣きたくなった、が。覚悟を決める。 契約する前に、コルベールが真剣に全力で気合を入れて禿て欲しいとルイズは念じた。 (ううう、自分が召喚したんだからやらなくちゃ) 少々背が高い変態の顔を見ながら、ルイズは少しジャンプして―――― 一瞬、その変体の口と口を重ね合わせた。 トン、とルイズは着地した。それはほんの一瞬の出来事。 (うううう、ファーストキスなのにぃぃぃ) 何が悲しくてこんな変態とやらねばならぬのか、泣きたくなるルイズ。 その変態はどんな顔をしているんだろうか?ちょっと気になったルイズはディアボロの顔を伺う。 (何よ!拍子抜けしたような顔てるんじゃないわよ!こんな美少女とキス出来たんだからちょっとは照れるぐらいしなさいよね!?) (これが契約か……期待外れだ) 異常な強風が吹いて、空からデカイ十字架みたいな物体が落ちてくるようなド派手なイベントを期待したディアボロだが。 実際には少女とのキスだけ。かなり拍子抜けする。 だが、次の瞬間、ディアボロは左手に焼き鏝を押されたような感覚を感じた 焼死を何度も経験しているディアボロに耐えられない程の熱ではないが、痛みに慣れている彼にも予想外の突然だった。 「何!?」 慌てて左手見てみると、そこには何かの文字が刻まれていた。 何事かと思索するディアボロの近くにコルベールがやって来て手に刻まれたルーンを見る。 「ふむ、珍しいルーンだな……じゃあみんな教室に戻るぞ」 そう言って彼は宙に浮いた、フライの魔法だ。 周りの生徒も同じようにフライを使い、城のような建物に飛んでいった。 「スタンドは…見えない。あれが魔法か…さすがはメルヘンでファンタジーな世界だな」 その不可思議な光景にディアボロは感嘆の声を挙げる。 「ルイズは飛んで行かないのか?」 「あいつの二つ名を忘れたのかよ?『ゼロ』のルイズは『フライ』はおろか、『レビテーション』さえまともにできないんだぜ」 (フライ……空を飛ぶ魔法の名か?) そしてその魔法が使えないらしいルイズと二人きりでディアボロは残された。 「……あんた、何なのよ」 「何…と言われても困るが、まずはお前が何なのか説明しろ」 「あああ………もう!どこのド田舎から来たのか知らないけど、優しいご主人様が説明して上げるわよ! ここはかの有名なトリスティン魔法学院よ!」 ディアボロの聞いた事が無い名前だ 「ここはどこだ?」 「本当に物を知らないようね!トリスティンに決まってるじゃないの!」 どうやら、本当に本気で別世界らしい。 まあ、ディアボロが居たあのホテルも地球にあったのかどうか定かではないが 「あの禿は、この左手の文字を使い魔のルーンとか言ってたようだが?」 「そうよ!それこそあんたがこの私の使い魔になった証よ! つまり今日から私はあんたのご主人様よ、覚えておきなさい!」 少し嬉しそうな顔をしながら喋るルイズを不思議そうな目で見るディアボロ 「お前の名前は?」 「お前って言うな!私にはルイズ・ド・ラ・ヴァリエールって名前があるんだからね! 今から、ルイズ様かご主人様って呼びなさいよ!?」 こうして校舎まで戻った二人、ルイズはディアボロを残して教室へと入っていった。 その場に残されたディアボロは一人で考えていた。 (面白い……本当に面白い事になった) 皮肉では無く、本気でそう思っているディアボロ。 毎日毎日、ダンジョンに潜っては襲ってくる敵をしばき倒しまくる生活とは,変わった刺激がディアボロの精神に心地よく浸透している。 (問題は特に……いや、あったな) グウゥゥゥゥ ディアボロは腹が空いていた。今のディアボロは比喩や冗談で無く文字通りの意味で餓死する可能性がある。 (……問題を解決する道具はあるが) これから何が起こるか分からないので、節約する事を心がけているディアボロ なるべく動かないようにしながらそのまま授業が終わるまで待ち続けた。 そして授業を終えたルイズに連れられ、ディアボロは学生寮のルイズの自室に通される。 かなりの広さの部屋には、高級そうな置物が並んでいる。 そしてディアボロの頼みで、嫌そうな顔をしながらもルイズが持ってきたパンを食べながら、静かに夜空に登る二つの月を眺めていた。 「ねえ……えーっと、あんた名前なんだっけ?」 「ディアボロだ」 「ディアボロ。あんたの話って本当に本当なの?」 「嘘を突く必要が私には無いだろう」 「だ、だってさ、信じられないわよ。こことは別の世界って何?そんなの本当にあるの?」 「あの月が証拠だ」 「月が一個しかない世界なんて、聞いた事がない世界だわ。 ……嘘ついてる世界なんでしょう?何、変な意地張ってる世界なのよ変態」 「まあ、そう思ってるならそれで私は構わないが。な」 ディアボロの苦笑に憤慨するルイズ。 サモン・サーヴァントはこの世界の生き物を使い魔として呼び出すだけであり。 それ故にルイズは、ディアボロが別世界の住人とは信じていないようだ。 証拠の提出を求めたルイズだが、ディアボロは持ち物を見せない。 これでは信じろと言う方が無理である。 そこで、ディアボロが懐から何かを取り出すのを見る。 「何よ、食べ物を持ってるなら最初からそれ食べてなさいよ」 ディアボロが取り出したそれを頭に運ぶのを見て、ルイズは呆れたような顔で言った。 ディアボロは円盤状の食べ物(ルイズにはそう見える)を頭に運ぶ姿勢で固まったまま、ルイズを見た。 「これはDISCだ」 「へ?DISC?何処のド田舎の食べ物?」 それ以上言っても無駄だと判断したディアボロは一方的に話を打ち切る。 そのディアボロの姿勢にプンスカ怒るルイズ。 が、重要な事を聞くのを忘れていた事を思い出したディアボロは、手の中でDISCを弄くりながらルイズに幾つか尋ねた。 「ああ……お前の説明でこの世界の事はだいたい理解した。 一際熱心に説明してくれた貴族と平民の違いもな、それで聞きたい事がある」 「お前って言うな!ルイズ様かご主人様って呼びなさいよ!……で、何なのよ?」 「元の世界に帰る方法が、この世界に存在しているのか?」 「無いわ」 即答である。 ルイズ曰く、異なる世界をつなぐ魔法などない。 サモン・サーヴァントとは、この世界の生き物を使い魔として召喚するだけらしいのだ。 地球に帰る方法が無いと分かってもディアボロは落胆しなかった。 どうせ、死ねばあのホテルに戻れるだろうから、特に問題は無いと考えている。 そんな事より聞きたい事がもう二つあった。「それでだが、使い魔は何をする必要があるんだ?」 「使い魔の一番の役目は主人を守る事だけど……あんたには無理そうね しょうがないから、洗濯とか掃除とかやらせてあげるわ。さすがにあんたでも出来るでしょう?」 「ふん?」 YESの意味ともNOの意味とも取れないディアボロの一声。 だが、ルイズは勝手にYESと言ったと判断した。 「おやすみ、明日からキリキリ働きなさいよ」 「最後に一つ聞きたい」 最後に一つ、一番重要な事を聞こうとルイズに質問するディアボロ。 「………眠いから、話は明日にしてよ」 「私のベッドが何処にも無いようだが?」 「あそこに毛布があるわよ」 床に転がっている毛布を指差すルイズ。 その毛布はボロボロの穴だらけであり、かなり傷んでいる。 ディアボロの思考が一瞬停止した。 「……つまり、床で寝ろと言う事か?」 「その通りよ」 気軽にそう言ったルイズは、服のボタンを外し始めた。 毛布と床を眺めるのが忙しいディアボロはそれに気付いていないが。 着替え終わったルイズは、床に何かを投げ捨てた。 「それ、明日になったら洗濯しといて」 『それ』はレースのついたキャミソールに白いパンティであった。 ディアボロは呆れたような声や怒ったような声も出さない、ただ黙っている。 それを肯定として受け取ったルイズは満足気に微笑み、やわらかなベッドでグースカピースカ眠った。 予想を超えたルイズの傍若無人さには、理不尽に慣れたディアボロを困惑させていた。 このまま脱走して学園の外に出て行くか、寝ているルイズを殺害して憂さを晴らすか。 自殺してホテルに帰るか、『もう一つの手段』でホテルに帰るか悩んでいる。 だが、この世界を詳しく知らない事に思い当たるディアボロ。 「決めるのはその後で良いな……」 ルイズのパンティーとキャミソールの上に移動するディアボロ。 洗濯する気など最初から0である上に、持ち物が一杯の彼には拾う事がそもそも出来ない では、何をするのか?と言うと…… ディアボロは懐の紙から取り出した円盤状の物――――DISCを頭に突き刺した! どんな原理なのか、血も何も出ずに顔に吸い込まれるDISC. DISCがディアボロの顔に完全に吸い込まれた、そして、彼は床に落ちているルイズの下着を手に取ると…… ドシュ―――――z__________!!! そのまま思い切りぶん投げた! それは不可思議な光景だった…… ルイズのパンティとキャミソールが壁を透過して何処までも吹っ飛んでいく奇妙な光景。 そして、ディアボロの頭に何処からか声が聞こえて来た。 『ルイズの下着はナイルの川底に沈んだ。』 それに満足したディアボロは、毛布を使わずにその場で横になる。 彼はそこが冷たい洞窟の地面の上であっても普通に眠れるので、毛布の必要は無い。 ベッドが必要なのは気分の問題である。 そこで、ホモ二人にホテルのベッドが占領され続けていたのを思い出し、ちょっとブルーになるディアボロ。 瞬時に気を取り直すと、DISCを頭に挿したことにより聞こえてくる音楽に意識を落として ディアボロはそのまま眠りに付いた。 「フフフフ、Chaka kahn……中々良い音楽だ」 <<前話 目次 次話>>
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それから数日。 あの武器屋での口論はキュルケがデラックスな剣を買って、ディアボロにプレゼントした事で一応の決着をみせた そして、帰ってからデルフリンガーと話をしてみたディアボロだが。 問題のデルフリンガーは長年の間に色々な事を忘れているらしく、特に重要な事は聞けなかった。 (役に立たんな……本当にボーイⅡマンのDISCを持ってくるべきだった) 等とディアボロが思ったかどうかは定かではない そのまま、特に何事も無く、時間の流れに身を任せていた、が。 「暇だ……」 最初は見るもの聞くもの新しかったディアボロだが 数日も経つと、特に何も変わらない日常に飽きてきて、あのホテルから続くダンジョンを懐かしく思っていた。 まあ、帰る方法は存在しているが、これから先の何が起こるか分からない事に期待しているディアボロは中々『帰還』の選択肢を選べない。 そんなわけで最近の彼は「暇だ」が口癖となっていた。 「…何か言った?」 耳聡く聞いたルイズがディアボロに尋ねたりしていたが 「で、ディアボロはどっちの剣を使うのかしら?」 翌日、日常の一部と化した程に、ルイズとキュルケが揉めていた。 その内容はルイズとキュルケの買った剣のどっちをディアボロ使うかというものだ。 武器としての剣は如何でも良いディアボロだが、二人の意地の張り合いは止まらなく、乱闘にまで発展しそうであった。 なんだかんだで決着が付かないルイズとキュルケ。 あまりにも暇なのでディアボロは、つい助け船を出してしまった。 「決闘でもしたらどうだ?」 「「それよ!」」 決闘の手段を話し合う二人を面白げにみつめるディアボロ 決闘内容が「ディアボロを吊るしてそのロープを魔法で切った方が勝ち」、と。 最終的に決まった時も面白げな顔を崩そうとしなかった。 そして、夜になりルイズとキュルケとタバサとディアボロの四人が中庭に集まり決闘を始めようとする。 ディアボロが落下した時にレビテーションを使うため、上空をタバサが乗ったシルフィードが飛んでいた。 この勝負は爆発を起こすしか能の無いルイズには圧倒的不利な状況、だが。 ロープで吊るされる前に、ディアボロは何事かをルイズに耳打ちした 「……………」 「え!?あんた正気!?」 「可笑しくは無い、要は考え方一つだ……どんな下っ端のカス能力でさえも、 考え方を変えて使う事が出来れば、王者を殺す武器にもなる」 「下っ端のカス能力言うな!」 「爆発を起こす事しか出来ないなら、それを最大限に有効活用しろ……分かったな?」 「ちょ、ちょっとディアボロ!」 それ以上何も言わずに無言でロープに吊るされるディアボロ 遥か上空に吊るされた男と、その下で杖を構えるアホ二名。 キュルケは開始前から自分の勝ちを確信していた。 自分の得意な『ファイヤーボール』は百発百中を誇る。 先手をルイズに選ばせて、2回もロープを切るチャンスを与えたのもその自信からであった。 (どうせ、ルイズが出来ることは爆発の衝撃でロープを切るぐらいでしょうね) ルイズが杖を構え魔法を使って―――― ドッグォ――z__ン ディアボロの後ろの壁が見事に爆発!ヒビが入った。 「ちゃんと狙え」 「う、う、煩いわね!心の準備ってものがあるでしょうよ!」 「危ないじゃないルイズ『ゼロ』なんだからもっと良く狙わないと」 「うるさい!」 そして、又ルイズが杖を振ろうとするのを見て、キュルケの顔に勝利の確信が浮かぶ。 だが―――――― ドッグォーz_ン 2度目の爆発は吊られているディアボロに直撃した! 「何してんのルイズ!?」 驚いたキュルケの声に反応する事無く、ルイズは上に向かって叫ぶ。 「タバサ!レビテーションお願い!」 上でシルフィードと共に待機していたタバサは、煙と共に落ちてくる物体にレビテーションをかけて、地面への激突を防ぐ。 「ルイズの勝ち」 タバサの宣告通り、その落ちて来た物体はディアボロ―――つまり、先にロープを切ったのはルイズだ。 ルイズは勝ち誇ろうとする前に、地面にゆっくりと降りてきたディアボロに走って行く。 「大丈夫なのディアボロ!」 「私の言う通りにすれば勝てただろう?」 爆発の直撃をくらった割には軽傷だが、決して無傷ではないディアボロ。 ――――――ディアボロがルイズに耳打ちした言葉とは「私ごと爆発させてロープを切れ」と言う無茶苦茶なものだった。 心配無いとの発言も聞いたが、まだルイズの心臓はバクバクと揺れ動いている。 敗者のキュルケはというと、地面に座り込んでハンカチをギリギリと噛み締めている。惨めだ そして―――いきなり地面が揺れた。 「「な、なに!?」」 「…………」 「ふん?」 そして四人は見た。 「ゴ、ゴーレム!?なんて大きさなの!」 30メイル程もあり、ギーシュのワルキューレを軽く超越した大きさだ。 慌てたルイズとキュルケがゴーレムの移動線上から逃れる。異常な逃げ足の速さである。 だが、一人だけ動かない者が居た。 「……これは『土』のトライアングルかスクウェアメイジなのか?」 取り敢えず何かするようなので、ゴーレムが何をするのかその場で見守る事にしたディアボロ。 平穏な生活を何日も続けていたせいか、かなり危機感が欠如している。 その場を動かないディアボロにルイズが叫ぶ。 「ディアボロ逃げて!」 しかし、ゴーレムに興味津々なディアボロには届いていない。 (爆発で足を怪我したの!?) そんな事は無い、が。ルイズは誤解している 我慢できなくなったのか、自分の危険を省みずルイズは走った。 「早く逃げなさいって言ってるでしょバカ!」 「私に構うな」 煩げにディアボロが手を振るがルイズは離れない。 そんな事をやっている間にゴーレムが近付き、二人の頭上に巨大な足を上げる。 「チッ……しょうがない」 自分一人だけなら何とかなるが――――傍にルイズが居る。 逃げるディアボロとルイズの後ろ、一瞬の差で踏み下されたゴーレムの足が破滅的な音を立てる。 そのまま逃げ続けるルイズとディアボロの後ろで、ゴーレムがヒビの入った壁を破壊し中に誰かが進入した。 しばらくしてから、その誰かは肩に乗り、ゴーレムを指揮してまた何処かへ戻って行く。 「ハァハァハァハァ……あの大きさだと……乗っているのは………トライアングルクラス以上のメイジね」 「トライアングルクラス以上はあんな事が出来るのか………凄いな」 そんな事を話している時、ディアボロはルイズがわざわざ、する必要の無い危険を侵した事を思い出した。 「構うなと言ったはずだが?」 「私の使い魔なんだから構うのは当然でしょ!」 「ふん?」 当たり前のように言い放つルイズを面白そうに見るディアボロ。 「あ、後!ご主人様かルイズ様って呼びなさいって言ってるでしょ!?そうしないとご飯抜きなんだからねっ!」 繁々とディアボロから見詰められて、顔を真っ赤にしながらもルイズは誤魔化すように叫んだ <<前話 目次 次話>>
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